忍者ブログ

結婚までの徒然日記

幸せのゴール

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日はバレンタインデーです

今日はバレンタインデーです。正確には St.Valentine's day です。
恋人同士で愛を確認する日とされています。
日本ではもっぱら女性が男性にチョコレートを贈る日となっています。


起源というか由来となった聖ウァレンティヌスについては諸説あり、明確なことが分かっていません。というか実在も疑われています。
3世紀ごろのローマの司祭で、2月14日に殉教したということらしいです。
殉教の理由も異教徒の迫害を受けたとか、時の皇帝を怒らせたとか言われています。
この当時はまだキリスト教がローマ帝国の国教になっていませんでしたから、もしかしたらこの二つは同じことなのかもしれません。

よく言われているのは、当時は兵の士気を下げさせないために兵士の結婚を禁止していたが、ウァレンティヌスがその法に背いて兵士たちを結婚させていたためにつかまって処刑された、というもの。
そこから、恋人たちの守護聖人という位置づけがされ、殉教日である2月14日が祝日となりました。
また、その背景には当時ローマで行われていた異教の祭りがありました。
当時のローマでは若い男女は別々に暮らしており、出会いの場はあまりありませんでした。
そこで、2月15日の祭りの日に女性たちは自分の名前を書いた札を桶に入れ、男性がそれを引いて1年間パートナーとして過ごすということをしていました。
そしてそのまま恋に落ち、結婚するということがよくあったそうです。
今でいう「町コン」みたいなものでしょうか。
キリスト教会としては異教の風習は禁止したいので、496年にこの祭りをウァレンティヌスの故事と結びつけて恋人の日としたようです。
なのですが、バレンタインデーを祝っているのがはっきりするのは中世(14,5世紀)になってからのことらしいです。

なお、第2バチカン公会議後の1969年に聖人の整理が行われ、ウァレンティヌスの祝日は聖人暦から外されてしまいました。聖人としての崇敬は残っている模様。



日本のバレンタインデー
日本でバレンタインデーが認識されるようになったのは戦後になってから、全国的に広まるようになったのは1970年代になってから。
それ以前にも教会でウァレンティヌスの祝日を祝うことはされていたようですが、ほとんど広まりませんでした。
もちろん、広まったのは宗教的理由ではなく、単なるイベントの一つとして。

もともと日本では男性が女性に告白するというのが伝統と言いますか慣習としてありましたので、「女性が男性に告白できる日」というのが当時の若者に受けたらしいです。
もちろん、バレンタインデーは女性→男性に限定されたものではありませんが、日本ではそういう認識。
で、お菓子業界やデパートの努力の甲斐あって、チョコレートを贈ることが定番となっていきました。
チョコレートの年間消費量の約2割がこの時期に消費されるのだそう。
本当に好きな人に贈る「本命チョコ」、周りの男子に儀礼的に贈る「義理チョコ」、女性同士で贈りあう「友チョコ」、男性から女性に贈る「逆チョコ」、自分用に買う「自己チョコ」などがあるそうです。
おまじないとして本命チョコに自分の血を入れるとかあるそうですが・・・マジ?
まあ、チョコレート以外のものを贈る場合も多々あると思います。
なお、本命・義理チョコ(=対男性)を贈る割合は減り、友・自己チョコ(=対女性)を贈る割合が増えているらしい。女性による女性のためのイベントとなりつつある?

そんでもって、チョコを貰った男性は1か月後の3月14日にお返しをするというホワイトデーの風習が生まれました。これは日本独自のもの。
お返しにはキャンディやクッキーなどのお菓子が定番らしい。
まあ、こっちもお菓子業界の(略

男性側からしてみれば、義理でも女性からのプレゼントがうれしい反面、ホワイトデーはどうしようかと頭の痛いものでもあります。
人間関係を円滑にするためと割り切って行なっている男性もいるのかもしれません。
近年の傾向だと贈答の強要がセクハラに当たる可能性もあるとのこと。




こんなもんかな。
バレンタインデーに縁遠い人間が書くとこの程度。
次回はひな祭り。
PR

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

フリーエリア

最新CM

プロフィール

HN:
マップ
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R